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【008】一閑人皿 祥瑞風/上出長右衛門窯

“150万回再生された動画”

上出長右衛門窯のYouTubeチャンネルには外国の方にたくさんシェアされ、なんと150万回も再生された一本の動画があります。「上出長右衛門窯の祥瑞画法/”Incomplete Circle"Drawing and Painting Kutani Shonzui」という動画です。まずは是非そちらをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=1gzmm7DFcmU

美しいブルーの染付”

如何でしたでしょうか?均一な濃さと太さで線をまっすぐに引く技術、そして「ダミ」と呼ばれる色を塗る技術、描くにはいずれも高度な技術が必要とされるこの「祥瑞(しょんずい)」というお皿。動画で絵を描いているのは、長右衛門窯では一番のベテラン絵付師・井上です。動画の通り、小豆色をした絵の具は、釉薬をかけて高温で焼くと美しいブルーになります。このブルーを染付といい、酸化コバルトを主原料としています。

”祥瑞(しょんずい)とは”

祥瑞は元々日本ではなく、中国の明時代(崇禎時代(1628-44))に焼かれた器の一群のことをいい、日本の茶人に向けて輸出されました。当時の明で焼かれていた染付(古染付)に比べると色が鮮やかで良質な磁器土が使用されているのが特徴です。長右衛門窯の染付は、この祥瑞の鮮やかな色を参考に独自で調合しています。この一閑人皿は祥瑞の中でも名品と呼ばれた「一閑人反鉢」を元に作られています。

”元祖フチ子!?”

もう一つ、このお皿の特徴は、お皿の淵にくっついている人形「一閑人(いっかんじん)」。少し前に流行したカプセルトイ「コップのフチ子」の元祖の様な存在と言えるかもしれません。閑人とは本来俗世から離れ隠遁する風流人のことを言いますが、ここでは子供(唐子)のことをそう呼んでいます。別名「井戸覗き」とも呼ばれており、祥瑞の幾何学模様もあって水の流れをイメージさせ、井戸や水たまりをそっと覗く愛らしい子供のように見えます。

”スタッキング可能!?”

器が一辺が歪んでいるのもこのお皿の特徴ですが、食器棚に収納する時にこの凹みがちょうど一閑人の頭の部分に沿う様にできている為、スタッキング(積み重ね)が可能です。和菓子をポンと一つ盛り付けても品が良く、お刺身や、この季節は蟹を盛ったりするのにもおすすめな一皿です。

designed by KAMIDE KEIGO
φ16×H3.8mm/化粧箱入
※タワシや研磨剤のご使用はお控え下さい。
※電子レンジ使用可

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