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【035】飄型皿 染付山水文/上出長右衛門窯

”世界各地で愛されて来た瓢箪”

瓢箪の形のお皿です。日本では「ひさご」「ふくべ」とも言い、水や酒の容器として利用されました。現代においてもそのくびれのある丸い形が愛され、様々な工芸品にモチーフとして登場します。元は西アフリカ原産のウリ科の植物ですが、太古より東アジア、アメリカなど世界各地で容器や楽器などとして幅広く利用されてきました。

"人の心は天地のように広く"

お皿に描かれているのはシンプルな山水画。山水画は世俗を離れた文人たちが理想とした桃源郷のような世界感を描いていると言われています。賛(詩歌、文章)として書かれている言葉は、「心は天地の如き者明らか 行いは縄墨の如き者章(あきら)か/(心を天地のように広く、真っ直ぐで誠実に行動しなければならない)」という漢詩です。縄墨(じょうぼく)とは墨壺のことで、直線を引く為に使う工具です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/墨壺

”絵の中に立つ想像力”

山水画の中央にいるのは鑑賞者自身と言われています。大した絵ではありませんが、真っ直ぐな桟橋に立ち、湖畔の静かな景色が辺り一面に広がっているのを想像すると、賛に書かれた言葉がぴったりと寄り添う情景に感じられます。器のデザインは現在92歳の会長(上出惠悟の祖父)によるものです。

◎成形は圧力鋳込で、スタッキングも可能です。
◎本品は廃盤品です。

designed by KAMIDE KENTARO
W110(最大)×D100×H19mm/化粧箱入
¥5,280 (税込)

IGTV: 今回、アップロード時のエラーによりインスタライブ配信のアーカイブはございません。

※電子レンジは使用できますが、オーブンや直火にはかけないでください。
※食洗機やタワシは使用せず、スポンジや布等で洗ってください。
※漂白剤やクレンザー等は使用しないでください。