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【071】銘々皿 角 鷺の図/上出長右衛門窯

“長右衛門の絶滅危惧種”

製造から少なくとも50年は経過している鷺の図の角皿です。かつてはそのすっきりとしたデザインと堅牢な素地が好評で、上出長右衛門窯を代表する絵柄の一つでしたが、今ではほとんど売れなくなってしまい、現在廃盤を検討しています。醤油や薬味、また個人的には白菜漬けが似合う小皿と思います。

“鷺のいる日本の風景”

白い鷺は夏の季語で、6月頃から水田などで多く見られます。陶磁器の図案としても人気で、特に伊万里焼には非常に多く描かれており、それ程日本の風景によく馴染んだ鳥と言えるかもしれません。鷺は水辺に群生する葦(あし)と一緒に描かれることが多く、本品に描かれているのも葦と思われます。

“染付の美しさ”

白く抜かれた鷺と背景に塗られた染付が良い対比を生み、水面を思わせる染付の青いダミ跡(染付の塗りムラ)の美しさを感じることができます。単価を抑える目的から、昔から線描きはハンコで捺し、素地の成形は圧力鋳込、他の食器に比べかなり分厚く作っている為、割れ欠けが少なくスタッキングにも優れています。

105×105×H20mm/化粧箱入
¥3,080(税込)

※タワシや研磨剤のご使用はお控え下さい。
※電子レンジ、食洗機使用可。

発売期間:2023.6.19(21:00)-6.29(9:00)